補助金とは
要点
- 補助金は、国や自治体が事業の費用の一部を出す制度です。
- 原則は後払いです。先に自分で払い、後で受け取ります。
- 多くの制度に審査があります。申請すれば必ず受け取れるわけではありません。
- 受付の期間と予算の枠が決まっています。
定義
補助金は、国・都道府県・市区町村が出す資金です。政策の目的に合う事業に、費用の一部を出します。
原則として返す必要はありません。その代わり、使い道と報告の決まりを守ります。
財源は税金です。目的に合わない使い方は認められません。
類似の制度との違い
名前が似た制度がいくつかあります。主な違いは次のとおりです。
| 種類 | 返済 | 審査 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 補助金 | 原則不要 | 多くはあり | 計画を比べて選ぶ制度が多いです。費用の一部を後払いで出します。 |
| 助成金 | 原則不要 | 制度による | 要件を満たせば受け取れる型が多いです。ただし計画の審査がある制度もあります。 |
| 融資 | 必要 | 返済の力を審査 | 金融機関などが資金を貸します。利息が付きます。 |
| 給付金 | 原則不要 | 要件の確認が中心 | 災害などの場面で、条件に合う人へ広く出します。 |
名前だけでは中身は決まりません。同じ「助成金」でも、審査のある制度があります。
中身は、各制度の公募要領で確かめます。
後払い
補助金は原則として後払いです。お金が入るのは、事業が終わって報告が済んだ後です。
- 交付決定を受けます。
- 自分の資金で発注し、支払います。
- 実績を報告します。
- 検査で金額が決まります。
- 補助金が入金されます。
戻るのは、かかった費用の全額ではありません。決められた割合(補助率)の分だけです。
1件あたりの上限額もあります。補助率と上限額は、制度・枠・回ごとに違います。
審査
多くの補助金は、申請書と事業計画を審査します。点数の高い順に採択されます。
要件を満たしていても、採択されないことがあります。
賃上げなどの取り組みで点数が上がる「加点」の項目を置く制度もあります。
一方で、要件を満たせば先着順で受け付ける制度もあります。
公募期間
申請を受け付ける期間は、制度ごとに決まっています。これを公募期間と呼びます。
年に何回か受け付ける制度もあれば、1回だけの制度もあります。
締切の日時を過ぎると受け付けません。電子申請は締切の直前に混み合います。
準備には時間がかかります。公募が始まる前から準備を始めると安心です。
予算
補助金には、制度ごとに予算の総額があります。
先着順の制度は、予算に達すると期間中でも受付を終えます。
審査のある制度は、予算の範囲で採択の数が決まります。
人気の制度ほど、早く締め切られたり、採択が絞られたりします。
確認先
正しい条件は、各制度の公募要領と事務局のページに書かれています。
補助率・上限額・期間は、年度・回によって変わります。最新は公募要領で確認してください。
よくある質問
- 補助金は返す必要がありますか。
- 原則として返す必要はありません。ただし、目的外の使用や報告をしない場合などは、返還を求められることがあります。
- 申請すれば必ず受け取れますか。
- 審査のある制度では、採択されないことがあります。先着順の制度でも、予算に達すると受付を終えます。
- お金はいつ入りますか。
- 原則は後払いです。事業が終わり、実績の報告と検査が済んだ後に入金されます。
- 補助金と助成金はどう違いますか。
- 助成金は要件を満たせば受け取れる型が多く、補助金は審査で選ぶ型が多いです。ただし名前だけでは決まらないため、公募要領で確かめます。
制度の中身は年度・回によって変わります。最新は各制度の公募要領で確認してください。